前回のスタッフブログで5月の出来事前編として記事を書きました。
で、今回当然5月の出来事後編の記事をあげる予定でした。
が、この研修旅行の記事が後編に収まりきらない。
どうやっても収まりきらない。
ということで、研修旅行のレポートを前後編として作成。
ですので、5月の出来事後編は消滅します。
前回の前編も前編でなくなります。
行き当たりばったりな以上の経緯により、以下研修旅行のレポートをご覧ください。
毎年、5月には松島組安全衛生協議会で1泊2日の研修旅行を実施しています。
建築に関係する勉強会と協力業者との親睦を深めるためイベントです。
私の上司でもあるA部長が作成する渾身の旅のしおり。
すばらしい完成度。
出発まえからテンションがあがります。
そして研修旅行当日。
荷物の積み込みなどがあるので6時30分に本社到着。
週刊天気予報ではずっと雨の予報でしたが雨雲が前日に通過してくれました。
自分の日ごろの行いはともかく、社長が強烈な晴れ男なこともあり、2日間雨の心配のない天気となりました。
荷物の積み込みを終わり出発時間の6時50分。
・・・あれ、ひとりきてないね。
本社の出発時間には間に合わないので、もう一つの合流地点で落ち合うことに。
20分後の乗車場所で合流。
ものすごく申し訳なさそうにバスに乗車するN氏。
旅行中、何食べても味しないんじゃないかとちょっと心配に。
しかし、みんなからいい感じにイジられてたので大丈夫でしょう。
これも旅の思い出。
いざ広島へ。
研修旅行最初の目的地は広島県廿日市(はつかいち)市にあるウッドワン本社工場の見学から。
ウッドワンは、昭和27年設立の住宅内装建材メーカーです。
合板による床材の製造を開始し、床材においては業界トップシェアを誇ります。
その後、階段部門でもトップとなり。現在は建具・収納部材、構造材などラインナップを広げ、総合木質建材メーカーへと発展してきました。
原材料である木材をニュージーランドの6万ha(淡路島ほどの大きさ)におよぶ森林にて、植林・育林・伐採から新たな植林という輸伐施業により、半永久的に確保できるシステムを確立。
十分に伐採し、自然の木を生かした内装建材にづくりを行うことで、自然・環境問題へ積極的に取り組んでいます。
以上A部長の旅のしおりより。
ウッドワン本社工場では階段と収納の部材のラインを見学しました。
工場内は撮影できなかったので、写真はありませんが、整理整頓され、安全管理もしっかりしていました。
強度と耐久性を追求し単板積層板を基材に、銘木突板を化粧張りしたLV階段。
ウッドワンが丹精込めて育てた、ニュージーパインの無垢一枚もののフローリング「ピノアース」。
収納棚や扉の耐力検査などを見学。
整理整頓できない人間ですが、収納棚の工場ラインや完成したものをみると欲しくなってきます。
約1時間かけて工場の見学が終了。
見学終わりに冷たいお茶とおしぼりをいただきました。
おしぼりはハッカのいい匂い。
ウッドワン本社工場の見学に対応していただいたスタッフの皆様。
お忙しい中、丁寧な説明とお気遣いありがとうございました。
ウッドワンの皆様に見送られ、次に目指すは厳島神社。
厳島神社は宮島にある世界遺産に登録された神社。
建築に携わるものとして、世界遺産の建築物をみるのもこれまた勉強。
市杵島姫命(イチキシマヒメ)、湍津姫命(タギツヒメ)、田心姫命(タキリビメ)の宗像三女神(むなかたさんじょしん)を祀り、平家一門の信仰を集めました。
平安期の寝殿造りを神社建築に応用し、長い回廊が特徴的。
全建造物は国宝および重要文化財。
瀬戸内海の島を背後に海の中に立つ朱色の大鳥居や木造建物が建ち並ぶ姿は日本でも珍しく、潮が満ちてくると社殿があたかも海に浮かんだように見え圧巻です。
宮島へフェリーで向かいます。
風が気持ちいい。
10分ほどで宮島に到着。
シカだ。
人になれてるようでおとなしい。
宮島では3時間ほどの自由行動。
ならばまずは昼食から。
専務とA部長、T部長と穴子めしを求めて表参道商店街へ。
いな忠で20分ほど待って入店。
もちろん穴子めしを注文。
穴子はとても香ばしく、味はあっさりめ。
T部長から食べきれないからと1/3ほどいただきましたが足りない。
宮島グルメを物色しながら厳島神社に向かいます。
ソフトクリーム発見。
白のソフトクリームを背景白の看板をバックに写真をとる愚。
食べ物に目がいって周りが見えてないな。
なんていってたらシカに襲われる専務。
Tシャツとハンカチをムシャムシャされる。
自分の無力をかみしめながらソフトクリームが溶けないうちに一気に口に放り込む。
専務の犠牲のおかげで無事に完食。おいしかった。
と、隣のA部長は溶けたソフトクリームが滝のように。
こちらも見守ることしかできなかった。
厳島神社に近づくと大鳥居が見えてきました。
客神社からはいった東回廊。
平舞台からの大鳥居。
本殿。
長い歴史の間に何度も手が加えられていますが、平安時代のたたずまいを現在も感じることができます。
朱塗りの本殿は周りの景観と相まって、とても美しく感じました。
厳島神社を一通りみてまわると、集合時間まであと1時間未満。
思ってたより時間の経過が早い。
他の観光場所に行く時間はなさそうなので、来た道を引き返し、表参道商店街でお土産を物色。
お土産用のもみじ饅頭を買い、揚げもみじを買い食い。
紙を取って揚げたもみじ饅頭の姿を見せない愚。
後から撮った写真を見返すと、何考えて撮ったのか・・・
紙に書いてる文字を見せたかったのだろうか。
ピンぼけしてるけど。
写真はいまいちですが揚げもみじはおいしかった。
集合時間ちょうどにフェリー乗り場に到着。
宮島観光、あっという間の3時間でした。
水族館やロープーウェイなどは行けなかったので、また機会があれば・・・
インドア派の自分に機会があるのだろうか。
宮島をフェリーであとにし、あとは宿泊先のホテルに移動。
晩御飯が楽しみだ。
後編に続く。