生涯学習発表会&子ども文化祭

舞台用語を知ろう

舞台用語を知ろう

1月17、18日の2日間、高知県に出張して、舞台技術研修会に参加してきました。

平成30年度文化庁委託事業として文化庁と公益社団法人全国公立文化施設協会が主催。
中四国地域別劇場・音楽堂等職員舞台技術研修会が高知県立県民文化ホールの
オレンジホールにて開催されました。

舞台に携わるものとして、前から参加したかったのですが、
業務のと日程が合わず、なかなか参加できませんでした。

今年は開場が高知県で近いのと、業務の都合もついたので参加することができました。
研修会のレポートも提出しないといけないので、研修によって公民館業務に生かせる部分を抜粋してご紹介します。
研修会以外の高知レポートはまた別の記事で。

 

ホール管理者として知っておきたいこと

研修内容としてはホール管理者として知っておくことの他に音響、照明、電源のお話がありましたが、
私の中では管理者として知っておくべき内容の講義が1番理解でき、
鴨島公民館での業務に生かしやすい内容でした。

舞台を管理するものとして、舞台用語と用品の基礎知識を共通理解として持ちましょうとのことでした。

イベントをするにあたり、音響や照明の業者さんからいろいろと問い合わせをうけることがあります。
舞台用語の共通理解がスムーズに進みます。
音響や照明などその業界にいる人には当たり前ですが、施設によっては必ずしも
音響や照明の技術をもった人間がいるとはかぎりません。

劇場などは必ず専属の業者が入っていると思いますが、公民館含め大きな会場を持っていない
施設に関してはそうでない場合もあると思います。
鴨島公民館は615席の江川わくわくホールがありますが、公民館としては特別なのかもしれません。

大ホールを持たない施設でも音響機材やちょっとした舞台などがあるのではないでしょうか。

今ではわたしも普通に舞台用語を使用していますが、舞台の担当になったころは、
なにも知らない状態からのスタートだったので、業者さんにいろいろ教えていただいたものです。

そこで舞台に出演する方や見に行く方でも知っていた方がいい用語をご紹介します。
知ってる言葉もたくさんでてくると思いますが、まったく知らない人に理解できるように説明していきます。

上手・下手

上手(かみて)、下手(しもて)と読みます。

舞台上で右とか左とか言っても、舞台から見てなのか客席からみてなのか、わかりませんよね。
舞台の中心を芯(しん)といって客席から見て右側を上手、左側を下手といいます。
わたしは芯ではなくセンターといってますが業者さんが「舞台の芯はどこですか?」
と言われれば説明できるようになりました。
同じ意味でも複数の言い方があるので、知っておけば役立ちますね。

 

舞台袖

客席から見えない舞台の上下(かみしも)の空間のことです。
出演を待つ人などが待機する場所として使ったり、舞台で使用する道具などを置く場所です。

 

一文字幕・カスミ幕

舞台上部に吊られた細長い黒い幕。
一文字幕(いちもんじまく)やカスミ幕といいます。

舞台上の照明などを客席から見えない様に隠す役割があります。

飛ばす

幕や看板なので吊り物を舞台上部に吊り上げることです。
客席から見えないように吊り上げるので、吊り物を隠すときに「看板を一度飛ばします」という感じで私は使ってます。

 

作業灯

作業灯(さぎょうとう)は舞台で作業するための照明をいいます。ボーターライト、地明かりともいいます。

 

暗転

暗転(あんてん)は照明を消した暗い中で舞台の転換を行うことです。
緞帳を降ろさずに幕を開けたまま、舞台と客席の照明を消します。
緞帳をおろして客席を暗くして、舞台側の照明を付ける場合も暗転といいます。

鴨島公民館では幕を開けたままで行う場合が多いです。
まっ暗だとなにも見えないので、公民館ではブルーのライトをつけて転換します。
公民館のスタッフ間ではブルー暗(ぶるーあん)と言ってます。

舞台の転換をお客に見せないようにするための手法です。
台本などでDCの表記があれば「Dark Change(ダークチェンジ)」の略だそうです。

 

板付

板付(いたつき)の板とは舞台のことです。
緞帳などの幕が開いたときに出演者が舞台上にいることを言います。

 

一ベル

一ベル(いちべる)は開演を予告するためにならすベルやチャイムのこと。
ロビーや廊下などにいる観客に着席を促すためにならします。

開演5分前にならす「予鈴(よれい)」と同じ意味です。
開演寸前に鳴らすものは「本ベル(ほんべる)」や「二ベル(にべる)」といいます。

ちなみに鳴らすベルの長さは15秒が一般的だそうです。

 

幕間

「まくま」ではなく「まくあい」と読みます。

1つの公演などで演目と演目の間や場面と場面の区切りなどのことです。
この幕間は観客にとってはちょっとした休憩ですが、出演者や裏方にとっては次の場面の準備時間となります。

 

仕込み・ばらし

「仕込み(しこみ)」は舞台での音響・照明など、催し物のための準備をすること。

「ばらし」は仕込みの反対で片付ける事。
ほかにも不要になった大道具を解体することも「ばらす」といいます。

 

 

他にもたくさんの用語がありますが、私がイベントの打合せなどでよく使用している用語あげてみました。
慣れた今では当たり前のように使っているので、舞台での打合せなどで
分からない言葉がでれば遠慮無くお聞きください。

私も最初はまったくわからなかったので
「上手ってなんですか?」
とか
「飛ばす?」
などなど業者さんにたくさん聞きました(仕事の邪魔をしないタイミングで)。

どの業界でもそうですが、その業界で使用している用語を理解することで業務も円滑に進みます。
「客席から見て右側の~」など言わなくても「上手の~」で客席から見て右側、
舞台に立っている人には左側とすぐに伝わりますよね。

研修会では舞台用語と用品基礎知識の冊子をいただきました。


知っている言葉も多かったですが、知らない用語や、用品の名前もありましたので
今後の業務に活用したいと思います。

 

 

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