菊花展現地研修会2019

菊花展現地研修会2019

吉野川市では菊花展が開催され、菊の町鴨島町らしい町並みになってますね。

鴨島公民館でも例年どおりフラワーアレンジの展示と菊花展を開催中。

ですがブログを上げるのが遅かったので、フラワーアレンジの展示は終了・・・。
切り花なので長期間は菊が持ちません。

現在はフラワーアレンジの展示は終わりましたが、吉野川市文化祭ではたくさんの方に見ていただいたと思います。

季節は秋。

そして行楽シーズンの到来。

などと書いてはみたものの11月も半分が過ぎ、季節は冬に移り変わろうとしている。

やはり季節ものの記事は早めに上げとかないといけませんね。
当初は11月上旬に上げる予定だった記事も1週間遅れ。

などとぼやいても仕方ないので、11月5日に実施した菊づくり教室の現地研修レポートに戻ります。

 

昨年より菊づくり教室受講生から要望のあった香川県への菊花展への現地研修。
担当としては、受講生からの要望をかなえることもお仕事。

秋の激しいバス争奪戦に勝利し、吉野川市社会福祉協議会の福祉バスを抑えることに成功。

9月から講師の先生と目的地などのを選定し、行程の調査。
GoogleMAPのおかげで移動時間などの概算は簡単にだせるのでとっても便利。

今回の菊花展現地研修は香川県へ。

護国神社、丸亀城、玉藻公園、公渕公園の4か所で開催されている菊花展を巡り、菊について学びます。

あくまで生涯学習の一環としての現地研修。
観光の要素は入れず、菊花展の見学を主にした現地研修となります。

各会場へ駐車場や菊花展の問い合わせ、お弁当の注文などを済ませ準備万端。
どの会場の管理先へ問い合わせても、ものすごく丁寧な説明。

私自身も問い合わせ等には丁寧に受け答えしているつもりではありますが、気持ちを改めさせられる思いでした。

 

そして当日の11月5日。

予定通り8時30分に鴨島公民館を出発し、最初の目的地、護国神社(ごこくじんじゃ)を目指します。
いきなり1時間40分の長距離移動。

途中、道の駅でトイレ休憩。
いい天気だ。

15分ほど休憩をとって再び出発。

 

護国神社到着。

護国神社は善通寺市に鎮座する神社で讃岐宮(さぬきのみや)とも称されているそうです。(Wikipediaより引用)

緑の森に囲まれた神社ですね。

今日は秋の大祭で駐車場が混雑。
駐車場の問い合わせの時に11月5日は秋の大祭ですが、お越しくださいとのこと。

わざわざマイクロバスの駐車スペースを確保していただいているではありませんか。
忙しい秋の大祭にお邪魔するにも関わらず駐車場まで確保していただいて。

関係者の皆様のご配慮、感謝いたします。

ずらーっと並ぶ展示菊。

大菊や総合の花壇、なかでも盆栽菊の種類がたくさんありました。

小さい鉢で育てるので持ち運びも簡単。
割れた鉢も再利用。

こちらで盆栽菊の作り方を教えている講師の方に短時間ですがお話いただきました。
盆栽を植える器も鉢だけでなく流木や竹、コップなどなんでも使えるそうです。

小さな鉢に植える菊もいいな。
来年挑戦してみようかな。

と、思えるお話でした。

30分ほど見学とお話しをいただいて、次の目的地へ。
今日は4か所回る計画なので足早に護国神社を出発します。

 

香川県に来たんだからどこかでうどんでも。

などとお店に入って食べる時間もないので、予約していたお弁当をピックアップ。
丸亀城でお弁当を食べてから菊花展を見学します。

到着。

丸亀市にある丸亀城(まるがめじょう)。

別名、亀山城(かめやまじょう)、蓬莱城(ほうらいじょう)とも言われるそうです。
堀には亀や鯉がたくさん。

丁部の本丸には江戸時代に建てられた御三階櫓(おさんがいやぐら)が現存しているのだとか。(Wikipediaより引用)

しかし、今回は菊の学習のためにきているのでまた別の機会に。

まずはお昼ごはん。
お弁当はまるがめ仕出し佐久間の幕の内弁当。

おかずもバラエティに富んでておいしい。
受講生にも好評だったので一安心。

昼食後は片付けてゴミは持ち帰り。
ゴミを残さないように片付けてから菊花展を見学しました。

立派な大菊の三本仕立て。

懸崖(けんがい)菊の花はこれからといったところ。

丸亀城の菊花展でも会場にいた方から今年の菊のことなどをお話しいただきました。

どの護国神社の時もそうでしたが、今年は例年より花の咲きが遅いとのことです。

大菊は審査があるので、審査日にあわせて一番いい状態になるよう夏くらいから調整が始まるんだとか。
審査に出す菊は管理が大変ですね。

ほどなくして時間となり次の目的地玉藻公園へ。

高松市にある玉藻(たまも)公園。

こちらは高松城、別名玉藻城と呼ばれている城跡を玉藻公園として整備されています。

別名「玉藻城」は、万葉集で柿本人麻呂(かきのもと の ひとまろ)が讃岐国の枕詞に「玉藻よし」と詠んだことに因み、高松城周辺の海域が玉藻の浦と呼ばれていたことに由来するとされているそうです。(Wikipediaより引用)

こちらの会場では懸崖造りを使った展示にいろいろと趣向が。

写真の撮り方が悪くて奥がくらいですが、2020の文字が。

ということは東京オリンピックのエムブレムでしょうか。

こちらは五重塔

これまた写真の撮り方が(以下省略)
菊花展の入り口にWELCOMEの表示。

花が咲いてないのが残念。

こちらはクッションマムの花壇。

こうやって飾るといいですね。
私が目指すべきはこれに決定!!

玉藻公園の菊花展も足早に見学し、最後の目的地公渕公園へ。

 

こちらも高松市にある公渕森林公園(きんぶちしんりんこうえん)。

元は香川県農業試験場の種苗育成場で、のちに県民の心身の健康の増進並びに森林及び緑化に関する知識の向上を図ることを目的に土地を整備解放し、1978年に開園しています。(Wikipediaより引用)

ここでの菊花展は内閣総理大臣賞などの菊があり立派な三本仕立てがたくさん展示されてました。

とにかく花が大きい。

そして高い。

比較。

展示している菊も大きい。

これは千輪。

3.8mの懸崖づくり。

総合花壇

盆栽菊

クッションマム

某有名アニメの森の妖精

こちらでも地元の菊づくりの会の方からお話しいただきました。
やはり菊の開花が遅く、懸崖造りでまだ咲いていない菊は菊花展開催中には咲かないだろうと。

たくさん数があるだけに見れないのが残念でした。

 

以上4か所の菊花展を巡って予定通り5時ぴったりに鴨島公民館到着。

すげーなGoogleMAP。

そしてバスの運転手さんも長距離の移動お世話になりました。

マイクロバスでの長距離移動だったので受講生的はきついかなと思ってましたが来年も行きたいとの声もあったので計画はしてみようと思います。

良い菊を育てるために、出展されている菊を見ることもまた勉強。
花の大きさや茎の太さ、葉のツヤなど出展者の手間と愛情が注がれた菊は本当に見ごたえのあるものでした。

私は大菊を育てることはなかなか難しいので、クッションマムを頑張って育てたいと思います。
菊づくりに携わる者として私自身も大変勉強となった見学会でした。

今年は行程がギッチギチだったので来年はもう少しゆったり菊を見れるように考えたいと思います。

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