「遮熱シート、余りそうですよ」
と本社のMさん。
西日が刺さる私の席の西側の窓。
午後になると日差しが入って来るので一気に暑く感じます。この窓の外側に遮熱シートを吊ってくれることに。
施工の前に遮熱について簡単に説明します。
ここ近年「遮熱」ということばをよく聞くようになりましたね。遮熱は冷房の負荷を減らすのに重要な手法であると言われてます。ほかにも「断熱」と言う言葉もよく聞きますね。
遮熱と断熱の違いって?
簡単に説明すると断熱は熱の伝導を防ぐこと。
熱の伝導を防ぐことで、屋内と屋外の温度差をなくすことを目的に使用されます。例えば、窓を断熱することで、寒い冬に窓からの外気を室内のあたたかい空気に伝えることを防ぎます。その結果、暖房器具の消費電力を抑えることができるというメリットがあります。
屋外と屋内の温度差でできる結露を防ぐ効果も。結露を防ぐ効果があるということは、結露から発生するカビも防ぐことができますね。
次に遮熱とは太陽光を反射し、熱の吸収を抑えること。太陽からの熱は主に窓から入ってきます。そこで太陽光を反射し熱の吸収を抑える遮熱シートを外部に設置することで室内に熱が入ってこないということです。
本社のMさんと公民館スタッフのYさんと私の3人でさっそく設置。西側の窓にはシートを吊るためのフックをかける場所がなかったので、2階の手すりからシートを吊ります。
事前に窓のサイズに合わせてシートを切ってくれてたので、シートの角に穴をあけて吊って行きます。
シートの高さを合わせて下側を引っ張って、上側のひもを縛ります。
下側のひもはコンクリートブロックに縛ります。
完成!!
良い感じじゃないか。午前中に吊りましたが3人とも汗だくに。この遮熱シート、ほぼ私1人だけのためのようなものなのに・・・。手伝ってくれてありがとうございました。で、肝心の効果ですが・・・
設置前がこれ。
設置後。
こうかは ばつぐんだ!
こ、これが遮熱シートのちからか・・・。
いつもは午後になると気温が上がっていく感じがあったんですけど、それがなくなりました。午前中も午後も体感温度はほとんど同じ。西日も遮ってくれて快適です。
本社のMさん、ありがとうございました。家宝にします。