普段あまり物欲のない私。
人間としての欲はほぼ食欲に支配されている。
そんな私でも1年に数回、物欲が爆発することがあります。
発作はおもに年末から春先にかけて。
ターゲットは家電やデジタル機器など。
一応、買う前にいろいろ考える。
「本当に必要なのか」
とか
「ちゃんと使い続けるのか」
などなど。
「本当に必要か?」
と聞かれれば
「それほど必要でもない!」
という場合が多い。
なぜなら物欲の根源は「使ってみたい」と「持っていたい」の2つからきているから。
新しいものは使ってみたいし、持っていれば仕事で活躍する時もくる。
いろいろな機器を実際に使うことで何かといい経験にもなったりしてます。
購入するに前にいろいろと調べるのも楽しい。
インターネットでいくらでも製品情報がでてくるし、ユーザーレビューなどで良い点、悪い点など使用者の感想も知ることができる。
個人的には人と機械には相性があると思うので、自分に合うもの合わないものがあると思ってます。
レビューは参考というよりは「そんなこともあるのか」という程度。
同じ商品でも「買ってよかった」と「買うんじゃなかった」という両方の声もありますし。
レビューは私自身の買う買わないの判断にはあまり関係ない感じ。
とは言ってもレビューは使用者の声が聞けるという点では重宝してます。
そして今回、すさまじい物欲に襲われている商品が「タイムラプスカメラ」というもの。
タイムラプスカメラとは
数秒から数分などの時間ごとに撮影した写真を繋げて再生し、コマ送りのように見える撮影方法ができるカメラのこと。
タイムラブスのラプス(lapse)は「(時間の)経過・推移」といった意味。
iPhoneもカメラ機能の中にタイムラプスがありますね。
iPhoneユーザーの私が、なぜタイムラプスカメラが欲しいのか。
それは長期間撮影をするため。
たとえば冬から春にかけて公園の風景がどのように変わっていくのか
とか
星や星座がどのように動いているか
公民館周辺の風景の移り変わりが見たいってわけです。
結局、爆発した物欲を制することもできず、タイムラプスカメラを購入。
Brinno タイムラプスカメラ TLC200Pro
特徴はざっとこんな感じ。
・乾電池で長時間撮影ができて、自動で動画変換。
・逆光、夜景、星空も撮影できる。
・HDR機能搭載により従来のカメラでは撮れなかった暗闇でも明るくはっきり撮影。
HDRはHight Dynamic Range(ハイダイナミックレンジ)の略。
ざっくり説明すると暗い部分も明るい部分もちょうどいい感じに撮ってくれる機能のこと。
写真を撮ってる人ならよくあることですが、晴れた日に暗い室内から写真を撮った場合。
室内にピントを合わせると室内は明るくなりますが窓の外は白く風景が飛んでしまう。
逆に窓の外にピントを合わせると窓の外の風景は綺麗に写りますが、室内は暗くなってしまいます。
そんな時、HDRの機能で室内にピントを合わせた写真と窓の外にピンとを合わせた写真、そしてその中間くらいの写真を自動的に撮って合成してくれるんです。
スマホのカメラにもHDR機能があります。
HDR機能は使用しないほうがいい場合もあるので使い分けましょう。
他にも省電力技術で長期間の撮影も可能。
バッテリー内蔵ではなく単3電池4本使用。
撮影間隔5分、シーンが「Daylight(日光)」なら40日間連続撮影が可能と長期間の撮影も大丈夫。
シーンはDaylight、Twilight、Night、Moon、Starの5つから選択。
Daylight 日中の時間帯
Twilight 日の出、日の入りの時間帯
Night 夜間
Moon Night設定より明るく撮影
Star Moon設定より明るく撮影
本体に防水機能はないので防水ケースも購入。
長期間撮影のためにSDカードも32GBを用意。
TLC200Proは32GBまで対応。
いろいろなところに設置できるようにフレキシブルなマルチアングルアーム。
付属品一覧。
マイクロSDカード(8GB)
単三乾電池4本
ピント調節のためのドライバ
レンズキャップ
マニュアル
とりあえず夜景や星なども撮影してみたかったのでシーンはNightモードで撮影。
撮影した星の動画がこんな感じ。
こっちは3日間ほど放置したもの(動画は5倍速で再生)
使ってみた感想。
星も1等星は普通に見えたし、形に特徴があるオリオン座も何とか写ってたかんじ。
シーンをStarに変えたらもう少し星も写るのだろうか。
街中でもある程度の星座の全景は写ってほしい感じ。
流れ星も写ってたので、獅子座流星群とかどんな感じになるのかちょっと楽しみ。
ピントはオートフォーカスじゃないので、自分でレンズ回して調整する必要あり。
Youtubeには綺麗に星が映っている動画があったけど、まわりは真っ暗だったし。
この辺りはいろいろ試してみないとわかりませんが、街中は街灯があるのでこれくらいが限界もしれない。
撮影した3日目には少し雨が降りましたが、防水ケースにいれてるので大丈夫でした。
本来の目的は今年開催される子ども元気まつりで会場の様子をタイムラプスで撮影しようと計画。
しかし、新型コロナウイルスの感染拡大防止のためイベントは中止となり、撮影の出番がなくなってしまいました。
元気まつりのイベント動画を毎年作っているので、今年は動画ソフトも新しく購入。
できることが多い分最初がなかなか難しい。
今後は公民館のホームページなどにも動画などで紹介したいところもあり、使いこなせるようになりたいところ。
タイムラプスカメラも他のモードもいろいろ使ってみて、活用したいと思います。