鴨島公民館の説明書

 

メニューに鴨島公民館案内を作成しました。公民館に来られる方、使用される方は見てください。案内にごちゃごちゃ書いても見にくいので、公民館の使用について簡単に説明していきます。

 

目次

公民館とは?

 

そもそも公民館ってなに?ってことですね。

公民館とは、市町村その他一定区域内の住民のために、実際生活に即する教育、学術および文化に関する各種の事業を行い、もって住民の教養の向上、健康の増進、情操の純化を図り、生活文化の振興、社会福祉の増進に寄与することを目的とする(社会教育法第20条)

とういう感じで社会教育法によって定められています。「地域住民のために教育・文化に関する事業を行い、健康で豊かな生活を推進する拠点」ってことでしょうか。

現状では、生涯学習講座を開講し、学ぶことのできる場を提供しています。メニューにある生涯学習講座のページがまだ出来ていないので、詳細はまた後日に・・・。

鴨島公民館は吉野川市(旧鴨島町)が設置し、管理・運営を行っていましたが、平成18年4月1日から指定管理者制度により株式会社松島組が管理・運営を行っています。つまり鴨島公民館のスタッフは全員、松島組の社員です。吉野川市の職員はいません。

「指定管理者制度ってなに?」

指定管理者制度とは、それまで地方公共団体やその外郭団体に限定していた公の施設の管理・運営を、株式会社をはじめとした営利企業・財団法人・NPO法人・市民グループなど法人その他の団体に包括的に代行させることができる。(Wikipediaより)

今まで市が管理・運営していた業務を営利企業やNPO法人等に代行させるってことですね。
この「代行」ってところがポイントです。
「委託」ではなく「代行」。何が違うのか。

 

「委託」と「代行」の違い

 

一例として公民館を利用する時に利用者が申請書を提出して、「公民館の部屋を使っていいですよ」と承認が出てはじめて部屋を使用することができますこの承認は誰が行うのか?

代行の場合は管理・運営を行っている我々が使用の承認を発行します。これが委託になると承認の発行は吉野川市になるので、公民館で受け取った書類を吉野川市に提出。それから承認の連絡を受けて利用者に承認の連絡をする・・・。つまりその場で決めれない吉野川市も我々も手間と時間がかかります。

代行によってサービスの向上であったり経費の削減業務の時間短縮など、お互いにメリットが大きいですね。だからと言って我々が公民館の規程をあれこれ決める訳ではありません。公民館の運営は社会教育法吉野川市公民館条例に沿って行われています。

 

松島組とは?

 

指定管理者である株式会社松島組。知ってる人は知っている。
そう、あの松島組です。
「え?」っという知らない人のために説明します。

松島組は吉野川市に拠点を置く建築会社です。注文住宅の建設やリフォーム、公共工事、不動産事業などが主な業務内容です。社長自身ボランティア精神が強く、公民館の指定管理以前から清掃活動や地域貢献活動に携わっています。

公民館を指定管理者として応募したのも、「自分の育ってきた地元の活気が失われていく現状を変えたい。吉野川市をもっと元気にしたい」との思いからなんだと。当時の私はなんとなく働いていたんですが、目標というか働き方が少し見えた感じでした。

そんな松島組のホームページはこちらから!!

自社の宣伝はこれくらいにして・・・、公民館の説明にもどります。

 

公民館の使用について

 

実際、誰がどんな事に使用できるのか?

社会教育法の規程により「営利団体」「特定の政党」「宗教団体」は使用することができません。しかし「営利団体」であっても直接の営利活動でなければ使用することができます。

使用出来ない例として自社の商品を販売したり、セミナーを開いて集めた名簿を営業や追客に利用したりする活動はできません。使用できる例としては自社の社員研修や勉強会、採用面接などは大丈夫です。

初めて利用する場合には簡単な審査があり、利用目的などをお聞きします。内容によってはお断りする場合もありますが、吉野川市内には営利目的であっても利用できる施設もあるのでご紹介しています。

個人での使用もできますので、使用目的をご相談ください。ただし、公民館はいろいろな人が様々な目的で使用しています。静かな環境で勉強する際には必ずスタッフにご相談ください。ピアノや太鼓の音が聞こえてきたりと、日時によってはとても賑やかなので。

利用施設については利用施設一覧から確認してください。メニューの鴨島公民館案内からもご覧いただけます。

また、お時間があれば事前に下見していただくと施設の使用について詳しくご説明させていただけます。現場での打ち合わせにより、「出来ること」「出来ないこと」が明確になります。出来ない場合の代案もご相談できますので、初めてご利用の方は事前に連絡の上、ご来館ください。

記事が長くなってきたので、今回はこのあたりで。また後日、ご説明させていただきます。

 

編集後記

 

6月に入りましたね。もう1年の半分が終わろうとしている。「うそだろ・・」と思うほど月日の流れが速い。鴨島公民館は夏から秋にかけてイベントの集中するシーズンになります。

6月~7月はイベントは少ないものの、夏以降に予定している自主イベントの準備が始まります。本イベントをしっかりとしたものにするため、なにかと忙しい時期なんですよ。

気候も夏に向かってこれから暑くなりますね。個人的に暑さ・寒さには強いのですが、湿気に弱い。湿度の高い梅雨が苦手です。

ここ最近は暑くなったり、肌寒くなったりと気候も安定しない。しかし私のデスクは西日直撃で夏真っ盛り。

暑い・・・。

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