菊花展の準備2019

菊花展の準備2019

季節は秋ですね。

朝晩は涼しく過ごしやすくなってきました。

秋といえば菊の季節。

今年も鴨島公民館菊づくり教室の受講生と菊花展にむけて展示小屋の組み立てです。

台風が迫りくる10月8日(火)の休館日に組み立てました。

来週は菊の搬入を予定しているので日程の変更が難しい。
まぁ屋根の部分をつけなければ大丈夫でしょうということで決行。

 

昨年は組み立てに苦戦し、過去最長の6時間を有した展示小屋の組み立て。

過去のスタッフブログにありますのでよければこちらからどうぞ。
鴨島町から続く菊花展の歴史もすこしだけ掲載しています。

スタッフブログ 菊花展の準備2018

 

昨年の苦い経験から展示小屋をバラす前にカラースプレーで印をつけました。
こんな感じに。

印もあって序盤は快調な組みあがり。
順調、順調。

しかし、長年使ってきたボルトやナットが傷み、ネジがしまらない。

ということで今年はボルトを新しく作成。
部位ごとにちょうどいい長さに切りだしてもらいました。

きりのいいところでちょっと休憩。
講師の奥様から差し入れが。

秋のおやつといえばお芋ですね。

ふかし芋、甘くておいしかった。

見た目からだろうか。

「まだ食べれるやろ」

とふかし芋をたくさん渡される。
せっかくの差し入れなので言われるがまま食べまくる。

 

休憩も終わってパワー全開。
再び小屋を組み立てていきます。

土台部分の組み立てが終わり、いよいよ屋根の部分の組み立てに入ります。

屋根に鉄骨の部材を通すのですがこれが毎年入らない。

木は間違って組んでもしなったりするので組めるのですが、鉄骨のピッチは絶対。
なので屋根部分でボルトが入らないと柱から組み直すことになるのです。

で今年はどうだったのかというと

 

なぜだめだったのか・・・。

それは昨年バラす時にスプレーで印をつけたのですが・・・。

組むときに

「柱の北側が正しい」とか
「昨年の組み方が違う」とかとか
で結局鉄骨がはまらないっていう。

 

もうそれからは

「柱がこっち」とか
「梁が反対側」とかとか
組んでは外し、組んでは外しなどなど

現場はこんな感じ。

といった和気あいあいとした雰囲気でなんとか今年も予定していた工程まで完成。

今年は新しい穴を作らずに組めたよ。

 

そして台風が過ぎて次の火曜の休館日。
今日は前回できなかった屋根部分と小屋全体の仕上げ。

屋根の部分は脚立に上っての作業なので私も率先して作業に。

屋根をのせてフックをしめて固定していきます。

屋根完成。

仕上げに「すだれ」や竹を使って展示小屋を見栄え良く飾っていきます。

ちょっと休憩。

お芋再び。

展示小屋完成後、菊を搬入して完成。

花が咲くのはもう少し先ですが、今年も綺麗な花が咲くのが楽しみです。

 

そして私が育てているクッションマム。

「全滅させない」

を目標に今日まで育ててきました。

全滅には至りませんでしたが3株ほど枯らしてしまう。
同じように水をやったのになぜなのか。

枯れた株を抜いた時に根っこが短かったです。
根のはりが弱かったため十分な水を吸収できなかったのかもしれません。
最初に鉢上げした時の私の植え方が悪かったんだと思います。

やっとつぼみも出てきたので花が咲くのはまだまだのようです。

プランターの土が乾燥したら水をやり、水のやりすぎに注意してきました。

始めは肥料のやり方がわからずに水だけで育てていましたが受講生の方から

「液肥あげたらもっと伸びるでよ」

と教えてもらったのでさっそくやってみることに。

 

液肥は菊専用活力剤ウルトラKINGという国華園から販売されているものをチョイス。

ウルトラKINGには海藻の中でも世界最高品質と成分を誇るノルウェー産の海藻より抽出。
濃縮したスーパーケルプを配合しています。
スーパーケルプには植物の成熟に不可欠なビタミン、ミネラル、多糖類、
アミノ酸等の60種類以上の微量要素を初め天然の植物生長剤や整理活性物質を多量に含んでいます。

以上、ウルトラKINGの仕様書より抜粋

なるほど、なるほど。

効果としては菊の細胞活動を旺盛にして茎葉の太った色ツヤの良い大輪菊の生育に最大の効果を発揮しますとのこと。

また、根の弱い品種や肥料ヤケ等の原因で根が弱っているときにも効果あり。

3~5日に1回くらいの割合とのことなので使用方法を厳守。

液肥のうすめ方は500倍で。
キャップ10杯分のウルトラKINGを水50リットルでうすめます。

結果、目に見えて効果あり。
もっと早くやってればよかったなと。

来年はもっと早い時期から液肥を使おう。

 

液肥もそうですが、分岐と摘心を行っていないので、枝数は少ない。
分岐と摘心を行うと枝数も多く丸くもっさりとした感じにしあげれます。

私の菊は上に伸びるだけ伸びてるので、草丈が高く、不安定な株も見られる。

しかしこれはまだ1年目。

全滅させないという目標がクリアできそうなので、来年は摘心などにも挑戦したいと思います。

 

今年は全体的に菊の花の咲きが遅いようですね。

鴨島公民館の菊花展の菊も順次搬入していますが、見ごろは11月にはいってからと言ったところでしょうか。

 

そして吉野川市役所イベント広場では第79回鴨島大菊人形と第87回四国菊花品評会が10月18日より開催されています。

展示期間は11月17日(日)までで見学時間は午前8時から午後9時となっています。
入場料は無料です。

今年は日本昔話をテーマにした菊人形が登場。

・かぐや姫の場面(3体)
・鶴の恩返しの場面(2体)
・一休さんの場面(4体)

吉野川市マスコットキャラクターのヨッピーとピッピーの菊人形

合計11体の菊人形が展示されています。

さらにJR鴨島駅前でも空海と八畳岩の場面で2体の菊人形が展示されています。

鴨島公民館の菊花展と合わせてご覧ください。

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