プロから学ぶ簡単和食レポート

プロから学ぶ簡単和食レポート

鴨島公民館の生涯学習講座の中で人気のある料理教室。

その中の1つである和食を私が担当してます。

講師は森山郵便局の北側にある藤乃井のご主人様に毎年お世話になってます。
時期的にはゴールデンウィーク明けが時間がとりやすいとのことで、
簡単和食の教室は5月に実施しています。

が、今年は例年に比べて、4月の中旬から特に忙しく、教室の日程変更もあり、
レシピもギリギリ、打ち合わせもギリギリ、買い物もギリギリと慌ただしい
連休明けとなりました。

忙しい中、かなりお手間をかけてしまいましたが、開催日には間に合いました。
ありがとうございます。

レシピは鶏肉のカシューナッツ炒め、コーンのすり流し、吹き寄せ玉子の3品を作ります。

 

鶏のカシューナッツ炒め

材料( 1 人分)

・カシューナッツ 40g
・鶏もも肉    70g
・玉ねぎ     1/2個
・シメジ       1 袋の1/5
・パプリカ(赤) 少量
・ブロッコリー  少量
・輪切り唐辛子  少量

鶏肉の下味用調味料( 1 人分)

・酒    大さじ 1
・しょうゆ 大さじ 1.5
・水    大さじ 1.5
・片栗粉  大さじ 1.5

合わせ調味料( 5 人分)

・酒    大さじ 1
・しょうゆ 大さじ 2
・水    大さじ 3
・砂糖   大さじ 1
・片栗粉  少量
・オイスターソース 大さじ 1
・塩、コショウ 少量

鶏もも肉を小角に切って下味用調味料で味をつけます。

このとき上記の分量だと多く鶏肉が調味料に浸かってしまうので、浸からないよう
量を調整してもみこんでください。
分量が細かくなってしまうので図りやすい分量になるようにしています。

昆布を買い忘れて買いに走っている間にスタッフのMさんが動画を撮ってくれていたのであげてみました。

鶏肉の下味の工程

ブロッコリーは青みとして使うので、鍋でボイルします。

沸騰した鍋で2~3分くらいボイルしたらザルに上げておきます。

パプリカは先に焼いて身に火を通します。
網がなかったので豪快に直焼き。
網がある場合は網にのせて焼いてください。

真っ黒になりますが、水で洗うときれいにコゲが取れます。

火を通したパプリカと玉ねぎ、シメジを小角に切ります。


炒めやすいようにシメジとパプリカは軽く沸騰したお湯にくぐらせます。

 

素早く炒めるため玉ねぎとシメジもお湯にくぐらせてザルにあげて水気をきります。

フライパンを2つ用意して先に下味をつけた鶏もも肉を炒めます。

炒め方のポイント。

 

軽く火が通った状態で一度火を止めます。

鶏もも肉を炒め終わったらもう1つのフライパンにサラダ油を少し入れて、
カシューナッツをきつね色になるまで素早くいためます。
少しだけサラダ油をひきました。

カシューナッツがきつね色になったらここからスピード勝負。

 

カシューナッツを炒めたフライパンに鶏もも肉、玉ねぎ、パプリカ、シメジ、
輪切り唐辛子を入れて炒めます。
最後に合わせ調味料を入れて混ぜ合わせます。

お皿に盛ってブロッコリーを添えて完成。

最後に合わせ調味料を入れてベチャっとした仕上がりになる場合はフライパンで炒める具材を減らしましょう。

 

コーンのすり流し

材料( 1 人分)

・出汁         90cc
・コーン缶(クリーム) 90cc
・生クリーム      小さじ 1
・木の芽   少量
・塩     少量
・片栗粉   少量

出汁の取り方

・日高昆布  10㎝角を2枚
・かつお節  50g
・水     1,800cc(一升)

昆布をぬれ布巾できれいに拭きます。

分量の水を鍋に入れ、その中に昆布を入れて火にかけます。

昆布から小さな気泡が出る。

気泡が出たら昆布に少し爪をたてて柔らかくなっていれば鍋が沸騰する前に
昆布を取り出します。

かつお節をいれて火を止めて、かつお節が沈むまで1~2分ほど待ちます。

クッキングペーパーでかつお節をこせば薄茶色の透き通った出汁が出来上がります。

 

出汁の用意ができたらコーンをミキサーにかけます。

とうもろこし といえば甘々娘ですが、時期が少し早く数をそろえられなかったので、今回は缶詰で。

ミキサーにかけた後は こし器 でこします。

なめらかな仕上がり。

コーンと出汁を鍋にいれて火にかけます。

沸騰したら塩で味を調え、少量の水溶き片栗粉でとろみをつけます。

最後に生クリームを入れて椀に入れて木の芽を添えれば出来上がり。

 

吹き寄せ玉子

材料( 1 人分)

・卵  2個

卵2個をボールに割り入れ、よく溶きます。

鍋でお湯を沸騰させ溶き卵を入れます。

卵が浮いてきたら あみじゃくし で卵をとって 巻きす にとって長く丸めてます。

巻いた状態のままでしばらく水気を切って出来上がり。

卵を巻きすで巻くときに中心にネギやほうれん草をいれてもいいです。

吹き寄せ玉子の作り方

吹き寄せ玉子の工程で、巻きすの数が少なかったため、
時間がかかってしまいましたが3品完成。

そして試食。

鶏のカシューナッツ炒めは香ばしく仕上がりました。
味も濃い目でごはんが進みます。

炒めたカシューナッツっておいしいですね。

コーンのすり流しもいい塩加減。
出汁の味もしっかりしてます。

吹き寄せ玉子は玉子事態に味付けはしていなのでしょうゆをかけていただきます。
玉子は水気も切れて、ふわっとした口当たりでした。

寄せ鍋や椀物に使われたりと、和食の技法として教えていただきました。
いろいろアレンジできそうですね。

 

カシューナッツ炒めが、思ってたよりたくさん出来てしまい、みなさん食べるのに苦労してましたね。
講師の先生から「食べきれないから」と半分もらいましたが、完食したのは私だけではないだろうか。

今年の料理教室もおいしくできただけでなく、講師から料理のポイントなどもたくさん聞くことができました。
お忙しい中、ご指導いただきありがとうございました。
また、お店にもランチ食べに寄らせてもらいます。

 

・・・なんか前に教えていただいたシュウマイが食べたくなってきたな。
今度の休みの前の日に、ひき肉買って帰ろうかな。

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